6月9日に華々しくカムバックを果たしたTWICE(トゥワイス)。10枚目のアルバム『Taste of Love』のタイトル曲『Alcohol-Free』が好評を得る中、メンバーのジョンヨンの率直な感想が、話題になっている。”TWICEのお母さん”と呼ばれるジョンヨンが放った辛口コメントとは・・。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

新曲『Alcohol-Free』でカムバックした人気アイドルグループ、TWICE(トゥワイス)

同楽曲は「聴けば聴くほど口ずさむようになる」と好評を受けており、9人のメンバーも精力的にプロモーション活動を続けている。

TWICE カムバック

新曲『Alcohol-Free』でカムバックしたTWICE(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

6月14日には、”国民的愉快なお姉さん”ことチェ・ファジョンがメインパーソナリティーを務めるFMラジオ『チェ・ファジョンのパワータイム』に、ミナ、ジヒョ、ジョンヨン、ダヒョンの4人が出演し、近況とともに、新曲にまつわるエピソードを披露した。

まず、所属事務所やTWICEメンバーが長考の末、選び抜いたタイトル曲『Alcohol-Free』について、各メンバーのファーストインプレッションと感想から。

ジョンヨンが「最初は会社の方たちが、”TWICEの曲ではない”と断言していた。その後、*パク・ジニョンさんが直接、メンバーに曲を聴かせてくれた」と切り出し、リーダーのジヒョが「ほとんどのメンバーが、この曲に満足したので、タイトル曲に選ばれた」と、経緯を説明。

*パク・ジニョン:J.Y.Park。JYPエンターテインメントの総括プロデューサーであり、実質上の首長。日本ではNiziUの”生みの親”として知られている。

すると、隣でジヒョの説明を聞いていたジョンヨンが「実は、私1人だけ気に入らなかった。(今までの)カムバック曲の中で、最もイマイチだと思った」と、名残惜しさをにじませた。

続けて「お酒の名前も入るし、TWICEのカラーが感じられなくて・・」と、気に入らなかった理由についても率直に述べたジョンヨン。

TWICE ジョンヨン

「新曲が気に入らなかった」率直な感想を述べたジョンヨン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

カムバックプロモーションのコメントとしては、正直過ぎる発言とも捉えられるが、実はジョンヨン、TWICE公認で”辛口が言えるメンバー”なのである。

普段、”TWICEのお母さん”と呼ばれている彼女は、寮生活における規律を正す司令塔役を買って出ている。多忙を極める中でも、寮の清潔さを保つため、メンバーに掃除を指示するのはもちろん、必要であれば説教も容赦なくする。

メンバーへの気配りにおいても、正真正銘のお母さんだ。

MVの撮影現場では、虫を怖がるメンバーのために、大きく手を振って追い払う姿や、自分のインタビューが終わったら、他メンバーがカメラに撮られるように、身を引いて後ろに下がる姿は、なぜ彼女が”お母さん”と呼ばれているのかを実感させてくれる。

2018年には、SNSの生配信中に「どんなに辛くても、ファンの前で笑顔を作らなければならない」と、メンバーの苦しみを涙ながらに激白。これに対し、一部の心無いファンから「贅沢言うな!」「その分、稼いでいるでしょう?」などの批判を受けることに・・しかし彼女は、そんな批判も承知の上で「メンバーのために言うべきこと」と、覚悟を決めて発言する。その姿勢に多くのファンが共感し、称賛した。

(関連記事)TWICE(トゥワイス) ジョンヨンの涙に「贅沢言うな!」人気アイドルの宿命に対する賛否両論とは

出る杭は打たれる・。

この言葉は、日本だけにあることわざではない。韓国にも存在する。ジョンヨンは、自ら”出る杭”になり、辛口とも捉えられる真っ直ぐな姿勢を貫いてきた。今やキャラクターとしてしっかり定着しており、TWICEのファンから厚い支持を受けていることは、言うまでもない。



TWICE

TWICE (トゥワイス / ハングル 트와이스)は、2015年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたサバイバルオーディション番組「SIXTEEN」を通して選ばれた9人のメンバーによって結成された。
グループ名の「TWICE(トゥワイス)」には、「良い音楽で一度、素敵なパフォーマンスでもう一度感動をプレゼントする」という意味が込められている。

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