23日、今最も旬と言える9人組ガールズグループ、NiziU(ニジュー)のメンバー ミイヒ(MIIHI)の活動休止が発表された。このニュースは日韓のみならず、世界中のK-POPファンに衝撃を与え、心配の声が相次いだ。

1万人のオーディションから勝ち抜いたメンバーで構成された9人組ガールズグループNiziU(ニジュー)。今年12月にデビューを控え、現在プレデビューとしてリリースしたシングル『Make you happy』のミュージックビデオのYouTube再生回数は1億5千回を突破。27日には、日本テレビ朝の情報番組『スッキリ』に出演し、初めて『Make you happy』を生披露した。

(関連動画)NiziU ‘Make you happy’ MV

しかし、その初の生披露のステージは8人で行われた。メンバーミイヒが、体調不良による活動休止を発表し参加できなかったのだ。

NiziUのメンバー ミイヒ

NiziUのメンバー ミイヒ(画像出典:NiziU公式Twitter)

NiziUが誕生した『Nizi Project(虹プロ)』は公開オーディションで、今年初めから連日『スッキリ』や動画配信サービスHulu(フールー)でもその様子が放送され、デビュー前からかなり注目を集めていた。

特にミイヒはオーディション当時若干14歳という年齢で、圧倒的な歌とダンスのスキルを見せつけファンが急増。後半、ミイヒがスランプからか徐々に痩せていく様子を心配する声が多数あがっていた。そして、ついにその心配が的中してしまい、ミイヒの体調不良による活動休止が発表されることになった。

このニュースを受けファンやメディアからは、デビュー前の練習生でありながらも逃れられない過酷な労働環境と所属事務所のメンタル管理に対してのダメ出しが相次いだ。

K-POPアイドルのこういった体調管理やメンタル面での苦労話については、今に始まったことではない。

ASTROのメンバー チャ・ウヌ

『チプサブイルチェ』に出演中のチャ・ウヌ(画像出典:SBS『チプサブイルチェ』HP)

SBSバラエティー番組『イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り』に出演中の、ボーイズグループASTRO(アストロ)のメンバー兼俳優のチャ・ウヌ。

25日の放送回でチャ・ウヌは自分の人生グラフを描き、かつて辛かった4年間の練習生時代を振り返った。

子どもの頃からスポーツや勉強が好きで、周りから褒められていたというチャ・ウヌだったが「17歳から練習生になり、友だちに比べてすごく下手だった」と、平凡な子どもがアイドルの”練習生”になってから初めて友だちと比べられ、自分の能力に絶望した心境を語った。

練習生時代のエピソードを語ったチャ・ウヌ

練習生時代のエピソードを語ったチャ・ウヌ(画像出典:SBS Entertainment YouTube動画キャプチャー)

「初めて怒られ、プライドはどん底まで落ちた」「『体をそんな風に使うなら俺にくれよ』『借りてきた猫』という言葉を1日30回は聞いた」と、メンタル的に深く傷ついた練習生時代について回想した。
※借りて来た猫=ふだんと違って、非常におとなしい様子

続けて「宿舎の片隅で毎日泣いていた。僕はその期間、何者でもないように思えた」「4年間でただ1つ”忍耐”だけ学んだ」と過酷な練習生生活の様子をストレートに打ち明けた。

チャ・ウヌ

過酷な練習生生活の様子をストレートに打ち明けた(画像出典:SBS Entertainment YouTube動画キャプチャー)

所属事務所側の気持ちとしては、練習生を”一流”に育てたいという思いがあるのは当然だろう。しかし、練習生たちはまだ10代の学生も多い。自分の夢のために、10代の時にしかできない経験を諦めながら努力する練習生たちに対し、ある程度の配慮は必要ではないだろうか。

思春期を辛い練習生として過ごすアイドルの卵たちの未来がより輝くように、所属事務所は、練習生の体調・メンタル面での負担を少しでも軽くできるようなケアを行ってもらいたいものだ。