• 今年(2022年)は、第4世代ガールズグループの活躍が、K-POP人気を過熱させた。
  • それぞれのグループが多様な魅力を披露する中で、3つのコンセプトが浮かび上がる。
  • 第4世代を一言で定義するのは難しいが、グループの異なる魅力こそ人気の理由と言える。

今年(2022年)は、K-POPガールズグループが大豊作! 大型新人グループが続々とデビューし、第4世代グループの活躍が目覚ましい一年となった。

『LOVE DIVE』で『2022 MAMA AWARDS』の大賞となる“今年の歌賞”を受賞したIVE (画像出典:MAMA AWARDS 公式Twitter)

今年、K-POP人気を過熱させた第4世代グループは、2019年以降のデビューで、主に1990年代後半~2000年代生まれの若いメンバーで構成されている。

今年の新人賞を争った、IVE(アイヴ)、NMIXX(エンミックス)、LE SSERAFIM(ルセラフィム) 、Kep1er(ケプラー)、NewJeans(ニュージーンズ)などは、新人とは思えぬ実力と存在感を放っている。

その他にも、2018年デビューの(G)I-DLE(ジー・アイドゥル)、2019年デビューのITZY(イッチ)、2020年デビューのaespa(エスパ)など、第4世代グループにはそうそうたるグループが揃っている。

特徴としては、洗練されたルックスやスキルの高さはもちろんだが、何と言っても魅力なのは、目が肥えているK-POPファンをも魅了するステージパフォーマンス。

中学生の若いメンバーを含むグループもあるが、年齢差を感じさせない、その堂々とした姿は圧巻である。

また第4世代は、各グループのコンセプトも人気を集める要因の一つと考えられる。

2019年にデビューしたITZY

2019年にデビューしたITZY (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

第4世代の中で先輩グループとして活躍中の(G)I-DLE、ITZY、aespaは、ガールクラッシュのコンセプトで人気を博している。

女性が憧れるカッコイイ女性像として、媚びない力強いスタイルや躍動感あふれるパフォーマンスが魅力。

“元祖ガールクラッシュ”と言われる2NE1(トゥエニーワン)や、BLACKPINK(ブラックピンク)の雰囲気を彷彿させるが、これまでとはまた違った新たなガールズクラッシュを確立させている。

今年デビューのLE SSERAFIMやNMIXXも、力強いパフォーマンスの中に、女性らしいしなやかさがプラスされている。

もはやガールズクラッシュと一括りにはできないほど、多様になったと言える。

12月1日にデビュー1周年を迎えたIVE

12月1日にデビュー1周年を迎えたIVE (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

新人グループの中で一味違ったコンセプトを披露するのが、IVEだ。

実は彼女たちも、デビュー時のコンセプトはガールズクラッシュだったが、今はピュアさやエレガントさが際立つ。

韓国ファンの間では、IVEを“夢幻”と表現する人も。メンバーのキラキラした女神のようなオーラが、まさに幻想的な雰囲気を醸し出している。

ガールズクラッシュとは真逆のコンセプトに思えるが、曲によっては力強いパフォーマンスも披露。それも彼女たちの魅力となっている。

NewJeansは、まだデビュー4カ月

NewJeansは、まだデビュー4カ月 (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

最後は、第4世代グループの中で一線を画す存在となっている、NewJeans。

彼女たちは、まだデビュー4カ月。メンバーもみんな10代と若いグループだ。

コンセプトは、“純情”。10代らしい爽やかさが前面に出ており、そのピュアさや初々しさが魅力となっている。

また曲は、R&Bなど90年代のアメリカ音楽の要素を取り入れるなど、他のグループとは違ったコンセプトが話題を集めている。

2023年1月に日本デビューが決まっているLE SSERAFIM

2023年1月に日本デビューが決まっているLE SSERAFIM (画像出典:LE SSERAFIM 公式Twitter)

このように、「第4世代グループのコンセプトは〇〇」と一つにまとめて定義するのはとても難しい。

しかし、それぞれのグループの魅力と、打ち出すコンセプトが多様であるからこそ、K-POPが人気を集めていると言える。

ガールズグループが大活躍した一年ももうすぐ終わり。来年は一体どんなコンセプトのグループが誕生するのか楽しみだ。

酒井知亜

韓国のデパ地下が大好き、酒井知亜です。韓ドラファン歴が長いですが、主にK-POP関連の記事を発信しております。韓国SNSで話題の最新イシューやスターの気になる素顔などを、読者のみなさんにわかりやすく伝えることをモットーに奮闘中です。

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