• 今年もいよいよ“シーズングリーティング”のシーズンが到来。
  • K-POPファン待望の2023年シーグリの発売情報が続々と発表されている。
  • 一方で、発売を巡り、過去には残念な出来事も‥。“シーグリ”は、時にファンが事務所へ不満をぶつけるきっかけにもなっているようだ。

今年も残すところあと2カ月。K-POPグループファンにはお馴染みの、“シーグリ”の季節がやってきた。

SMエンターテインメントが、2023年版シーグリの発売を発表

SMエンターテインメントが、2023年版シーグリの発売を発表 (画像出典:グループ公式Twitter)

“シーグリ”とは、シーズングリーティング(SEASON GREETING)の略。多くのK-POPアイドルが、ファンへの“年末年始の挨拶”という思いを込めて、グッズの詰め合わせを発売する。

気になる中身は、翌年1年間を共にするカレンダーやダイアリーを始め、ステッカーやポスター、ポストカードなど盛りだくさん。

コンセプトやテーマは、各グループ毎回趣向を凝らしたものが多いため、ファンの間では人気のグッズとなっている。

韓国の大手芸能事務所JYPエンターテインメントやSMエンターテインメントは、所属アイドルらの2023年版の発売をすでに告知済み。今年もいよいよシーグリシーズンが始まった。

しかし、ファンの期待が膨らむ一方で、これまで“シーグリ”の発売を巡っては、ファンにとって残念な部分が浮き彫りになることも多かったようだ。

そこで、過去のエピソードを振り返る。中でも、ファンが疑いの目を向け、不満の声を上げた所属事務所の対応に注目する。

BTSの2022シーズングリーティング

BTSの2022シーズングリーティングの写真 (画像出典:BTS公式Facebook)

まずは、BTS(防弾少年団)から。彼らの2022年版シーグリは、昨年11月に発売予告がされたのだが、その予告写真にファンからの苦情が相次いだ。

その理由は、公開された写真の中に、一部メンバーのソロカットが抜け落ちていたから。

韓国のファンは、所属事務所に対し、すぐに確認及び修正を要求。ずさんな対応に批判の声が強く上がった。

次は、10月に発売した新曲『Nxde』が高い人気を見せている、(G)I-DLE(ジー・アイドゥル)。

実は彼女たちは、昨年2月、メンバーの1人が校内暴力の加害者疑惑に包まれてしまい、同年8月に脱退している。

その影響だろうか、所属事務所のCUBEエンターテインメントは、(G)I-DLEの2022年シーグリは「スケジュール上の理由で、止むを得ずリリースできない」と発表。

しかし、同事務所所属のグループ、BTOB(ビートゥービー)、PENTAGON(ペンタゴン)、LIGHTSUM(ライトサム)のシーグリ制作は告知されたため、ファンは「(G)I-DLEだけを除外した」と不満を訴えた。

新曲『Nxde』がヒット中の(G)I-DLE

新曲『Nxde』がヒット中の(G)I-DLE (画像出典:(G)I-DLE 公式Twitter)

続いては、6人組ボーイズグループINFINITE(インフィニット)。彼らは、Woollimエンターテインメントからデビューしたが、現在はメンバー全員がすでに契約を終えている。

しかし、昨年のシーグリ発売時は、ナム・ウヒョンとソンジョンの2人が事務所に所属していた。ところが事務所は、2022年版シーグリは、ナム・ウヒョン単体での販売と発表。

ソンジョンは、自身のインスタグラムストーリーズに「言いたいことはたくさんあるけれど、あえて言わない」という意味深なメッセージを投稿。ファンからは、事務所に対する懸念の声が上がった。

彼は、今年1月24日に事務所との契約を終了した。

最後は、10月に“女性歌手史上初”としてソウルのオリンピックメインスタジアムでコンサートを行った、IU(アイユー)。

彼女の場合は、2022年シーグリグッズの中に不良品が見つかった。カレンダーとダイアリーの日付に、間違って表記された部分があったのだという。

これに対し、所属事務所は「今回発生したエラー部分において、同じことが繰り返されないように几帳面に検収し、鋭意注視して準備に疎かな点がないよう最善を尽くす」と謝罪を発表した。

1年を締めくくる“風物詩”とも言える“シーグリ”。

今年、多くのアイドルが送る“年末年始の挨拶”は、無事にファンの元に届くことを願う。

酒井知亜

韓国のデパ地下が大好き、酒井知亜です。韓ドラファン歴が長いですが、主にK-POP関連の記事を発信しております。韓国SNSで話題の最新イシューやスターの気になる素顔などを、読者のみなさんにわかりやすく伝えることをモットーに奮闘中です。

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