Mnet『PRODUCE48』のオーディション時から多くの人々を魅了してきた、ガールズグループのIZ*ONE(アイズワン)。残念ながら来月を持って活動終了となる彼女たち。ファンに惜しまれつつその日を迎えようとしているIZ*ONEだが、そのラストを豪華に彩った日本人メンバーの本田仁美に称賛の声が届けられている。
今年4月をもって活動終了を発表している、ガールズグループのIZ*ONE(アイズワン)。
AKBグループに所属している宮脇咲良、矢吹奈子、本田仁美の3人の日本人メンバーがいることから、日本でも高い人気を誇っているアイドルグループだ。
日韓で多く愛される、ガールズグループのIZ*ONE(画像出典：IZ*ONE公式Twitter)
彼女たちは、今月14日と15日にオンラインコンサート『IZ*ONE ONLINE CONCERT [ONE,THE STORY]』を開催し、ステージを待ちわびていた日韓のファンを魅了。なかでも特に印象的だったのは、”ひいちゃん”こと、本田仁美の最高のパフォーマンスだろう。
公式インスタグラムを通じて「やってみたかったカッコいいステージ」、「ずっとやりたかったステージをついにお見せすることができて嬉しかったです」と語っていたように、オンラインとは思えない迫力と圧巻のステージを披露。これまでの集大成とも言える姿を見せていた。
努力家のアイコンとしても知られる、IZ*ONEの本田仁美(画像出典：IZ*ONE公式Instagram)
本田仁美は韓国で行われた『PRODUCE48』のオーディションに出演する前、日本のAKB総選挙では順位圏内に入ることができない平凡(?)なアイドルに過ぎなかった。
しかし、過酷なオーディションであると言われる『PRODUCE48』で、第1次順位発表からデビュー圏内である12位の中にランクイン。その後も参加者たちの激しい順位変動がある中、本田仁美は一度もデビュー圏内から外れることはなかったのだ。
本田仁美が韓国で人気だった理由はすばり、誰にも引けを取らないダンスの”実力”と群を抜いた”努力家”であることだろう。
目標を成し遂げようと努力する姿とともに、周りにも優しさを届けられる誠実な姿勢が印象的な、有名なエピソードがある。
それはオーディションで行われたグループバトル評価でのこと。
チームの練習過程で他の練習生たちが振り付けを覚えられない中、本田仁美は1人振り付けの練習をし、他のチーム員たちにも教え一緒に練習をする姿が。その結果、バトルで相手チームを圧倒し本田仁美のチームが勝利を収めたのだ。
愛らしいビジュアルから女性ファンを多く持つ、ひいちゃんこと本田仁美(画像出典：IZ*ONE公式Instagram)
晴れてデビューした後も、チーム練習の前には欠かさずジムに通い、グループでの練習後も自分が納得できるまでレッスンに取り組んでいた。日々怠ることなくダンスの実力を磨き続け、それと同時に自身のビジュアルに対しても彼女らしい個性が詰まった愛らしいキャラクターへと磨きをかけていった。
このような姿勢を貫き、ステージに立つ度に成長した姿をファン達に見せ続けることから、努力家であると度々SNS上などで話題になっていた彼女。
彼女はどんなにスケジュールが多く忙しい時でも、「自身の顔を多くの人に覚えて貰えるように」との意味でマスクをせず、メイクをした状態で空港に姿を現わしていた。このような、アイドルとして見られているというプロ意識、そして美意識の高さから女性ファン達も多い。
実力、名声、眩しい程のビジュアルと、全てを手に入れた本田仁美。それはすべて、彼女がこれまで積み重ねてきた努力で勝ち取ったものだろう。
個性豊かな実力あるメンバーが顔を揃える中、抜群の存在感を発揮した、まさに”努力のアイコン”と言える存在だ。
持ち前のガッツで努力を重ね、IZ*ONEのメンバー入りを果たした本田仁美は、活動中も努力で自身を磨き続け、ラストで弾けるような飛躍を遂げた。これこそが、IZ*ONEの最後の勝者が”本田仁美”であることを証明しているように思う。
IZ*ONE(アイズワン)
IZ*ONE(アイズワン / ハングル 아이즈원)は、韓国と日本合同のグローバルガールズグループである。
2018年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送された日韓合同オーディション番組「PRODUCE 48」を通して、韓国の芸能事務所に所属する練習生57人、日本のAKB48グループに所属するアイドル39人、総勢96人の練習生から、韓国の視聴者投票で選ばれた12人のメンバーによって結成された。
