BIGBANG(ビッグバン)のG-DRAGONの愛犬として有名になったガホとジョリーの近況が公開された中で、管理されていないような姿が捉えられ、G-DRAGONが過度にネットユーザーたちから批判を浴びている。果たしてここまでの論議となった背景にはどのような理由があるのだろうか..

BIGBANG(ビッグバン)のG-DRAGONが、愛犬のガホとジョリーの管理をせずに放置しているという論議に包まれている。

最近、あるオンラインコミュニティーには、G-DRAGONの両親が運営しているペンションで過ごしているガホとジョリーの近況写真が掲載された。

G-DRAGONの愛犬ガホの近況

G-DRAGONの愛犬ガホの近況(画像出典:オンラインコミュニティー)

該当の掲示物を投稿したネットユーザーは、「ガホとジョリーのまつ毛が目を刺激し、涙がたくさん出て固まっている状態だ」と説明。さらに、論議を引き起こしたもう一つの理由は、ガホの足の爪だ。

写真の中のガホは、長い間管理がされていないような爪が長い状態で、投稿者は「犬の爪はそのままにしておくと血管(神経)も伸びてしまうため、こまめに切らないといけない」とし「爪が長ければ肉球に刺さったり、短くするには爪と血管を切らなければならず、その時血が出て犬自身が痛い思いをする」と憂慮を表わしている。

また、ガホの犬種であるシャーペイは皮膚疾患が多い犬種であり、皮膚がもろくて気温の影響もたくさん受けるため、野外で育てられている様子に指摘が続いている。

G-DRAGONは、過去にグラビア撮影やリアリティー番組、また授賞式などにガホとジュリーと共に登場して愛情を表しており、芸能界では動物愛好家として知られていただけに、多くの人々から失望したという反応を受けているが、中には「数枚の写真だけではG-DRAGONが放置しているのか断定できない」「G-DRAGON本人が何らかの発信をするまで過度な憶測は良くない」などと反論する意見も見られている。

過去にガホとリアリティー番組に出演したG-DRAGON

過去にガホとリアリティー番組に出演したG-DRAGON(画像出典:GDTV Youtube capture)

このように、G-DRAGONがネット上で度を超えて批判されている背景には、現在韓国で放送されている、犬のしつけをする番組『犬は素晴らしい』が、国民たちに影響を与えているためだと思われる。

『犬は素晴らしい』では、動物訓練士のカン・ヒョンウク氏が「世の中に悪い犬はない。犬にもちゃんと権利がある」と、飼い主の話を聞かない犬たちに厳しいしつけをし、ペットに対する認識を変え、動物たちを尊重する文化を作り上げた。番組内で、愛犬の虐待に対する論議も上がり、“放置されているペットの問題”などが注目を浴びるようになった。

つい最近も、同番組でカン氏は、部屋の中でボーダー・コリー(牧羊犬として知られているイギリス原産の犬種)と子犬を一緒に飼っているある飼い主に「こんな環境だと、ストレスが溜まったボーダー・コリーが子犬を攻撃する」と、子犬を里親さんに譲ることを提案したものの、飼い主から断られた。同番組を見た視聴者からは「明らかに動物虐待だ」「可愛いから家族ではない!犬を守れないのなら家族と呼ぶな」と、飼い主への批判が集まり、韓国のネットで大きな話題となった。

人気番組『犬はすばらしい』に出演しているカン・ヒョンウク氏とボーダー・コリーの飼い主(画像出典:KBS 犬はすばらしい スクリーンショット)

また、カン・ヒョンウク氏は、過去にシャーペイ犬について「シワが多いシャーペイの特性上、細心の管理が必要だ。初心者が育てるには容易ではない」と言及したことがあったため、G-DRAGONの愛犬に対して過度な批判が相次いでいるのだと推測される。



このような論議の中でも、G-DRAGONは沈黙を守っている。所属事務所YGエンターテインメントもまた立場を表明していない状況であるため、G-DRAGONが今後どのようなコメントを出すのか大衆の関心が集まっている。

BIGBANG

BIGBANG(ビッグバン / ハングル 빅뱅)は韓国出身の4人組男性アーティストグループ。
メンバーはG-dragon、TOP、SOL、D-LITE(元メンバーV.Iは2019年3月に芸能界引退)で、YGエンターテインメントに所属している。2006年に韓国でデビュー。メンバーは、MTVコリアの「リアルドキュメンタリーBIGBANG」を通して選ばれた。
2006年デビュー後から若い世代のファッション、トレンドに大きな影響を与えたグループであり、これ以降にデビューするアイドルグループのコンセプトなどにも影響を与えたグループだ。

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