世界中のファンが楽しみにしていたBTS(防弾少年団)の釜山コンサートが終了。SNSではまだ興奮冷めやらぬ状況が続いているが、当日の運営に不手際があったことを指摘する声が聞こえ始めた。メンバーも、ファンの入場が開演時間に間に合わなかったことに心を痛めている。
BTS(防弾少年団)の釜山コンサートが終わって3日。当日の運営体制において大きな混乱があったことが徐々に明るみになっている。
実際にコンサートに参戦したARMY(アーミー:BTSファン名称)の中には、「この状態で、本当に釜山で万博ができるのか?」と、釜山市の対応に不満を募らせる声も上がった。
BTSは、10月15日に2030年の世界万博を釜山に誘致するための祈願コンサートを開催した。
会場となったスタジアムのグラウンドは、すべてスタンディング。空からの映像では、スタンディングゾーンの中で、たくさんのペンライトが揺れていた。
しかし、実際は開演時間までに入場できず、パフォーマンス中のBTSを見ながら入場するファンも多かったという。
スタンディングチケットの購入者には、「午後2時半からチケットに書かれた区域と番号によって並び始め、4時からグラウンドに入場する」という案内が届いたようだ。
しかし、入場には事前に本人確認が必要。また、招待券やキャンペーンなどを通じてチケット引換券を入手したファンは、交換手続きが必要となる。
そのため、指定された時間よりも早く会場を訪れるファンも多かったが、手続きを行う場所の案内が無く、近くには案内スタッフも不在。どこに並ぶべきかわからず、右往左往するファンが続出した。
また、今回は海外から多くのファンが集まったが、英語で案内するスタッフはいなかったようだ。
韓国ポータルサイトのDaumでは、このような運営側の準備不足について、「(釜山コンサートで)海外ファンに釜山市の良いイメージを与え、”2030年万博を釜山誘致するための援軍になって欲しい”という目的があったならば、通訳ボランティアを現場に配置するなどの誠意を見せるべきだった」と厳しく指摘。
さらには「今回のコンサートを通じて、釜山市が得るべきものが何かをわかっているのか?」と疑問を呈している。
開演時間が迫ってもスタンディングゾーンはなかなか埋まらなかったが、コンサートは定刻通り開演した。
その理由は、TVの生中継やオンラインストリーミングでの生配信があったからだと見られる。
しかし、開演後に入場したファンの中には、スタンディングゾーンのフェンスが閉められてしまい、指定区域外に立つ人もいたようだ。
そのため、本来は3曲目の『RUN』のパフォーマンスで、メンバーがグラウンドに降りてきてトラックの荷台に乗り込み、ファンの近くを一周するという演出が用意されていたが、急遽中止。
「ファンのそばに行きたい」というメンバーの願いは、運営の不手際で叶うことはなかった。
韓国ポータルサイトのDaumは、「会場の外の運営は釜山市が担当、会場内部はHYBEが担当した」と伝え、入場までの進行の未熟さが演出プランの中止を引き起こしたと指摘している。
(関連記事)BTS RM「色々制約があった・・」釜山コンで惜しくも実現できなかった’あのシーン’
コンサート終了後、ファンコミュニティープラットフォームWeverse(ウィバース)に姿を見せたJ-HOPE、ジミン、V、ジョングクは、LIVE配信を行った。
定刻通りの開演については、「(入場できていないファンを)待とうかどうしようか、たくさん悩んだ」「生中継で見ている人もいるから、色んな心配をしながらステージに上がった」と話す。
そして「僕たちのコンサートじゃないのは初めて」「釜山の色んなことが絡んでいる」と言葉を選びつつ、「チケットに関するエラーがあったと聞いた」と会場外で混乱があったことを認識していることも明かした。
Vは、「2番目のトラックが『Run BTS』で、僕たちのメインハイライトだったのに・・」と、渾身のパフォーマンスを多くのファンに見てもらえなかったことを残念がった。
すると翌日、BTSの公式YouTube(ユーチューブ)チャンネルに、オープニングを飾った『MIC Drop』と2曲目『Run BTS』のパフォーマンス映像が上がった。
この映像を見たファンからは、「公式が早速アップしてくれた! ありがとう」「何度もリピート! 嬉しすぎる」「2曲続けてってところにARMY愛を感じる」「メンバーが早くアップしてあげてって言ってくれたのかも(泣)」「さすがバンタン、ARMYのことをよくわかっている!」など、HYBEの対応の早さを喜ぶ声が上がっている。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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