SMエンターテインメントが約6年ぶりにローンチした新人ガールズグループ”aespa(エスパ)”。彼女たちのコンセプトを置いて、アイドルトレーナー兼ユーチューバーの男性が問題点を提起している。

SMエンターテインメント(以下、SM)の新人ガールズグループ”aespa(エスパ)”が話題だ。

aespaは、SMがRed Velvet(レッドベルベット)以来6年ぶりにローンチした新人ガールズグループで、制作段階から大きな関心を集めた。韓国人のカリナとウインター、日本人のジゼル、中国人のニンニンで構成された4人組で、11月17日にデビューシングル『Black Mamba』でデビューを果たす。

aespa(エスパ)

aespa(エスパ)(画像出典:aespa Facebook)

aespaは、Avatar(アバター)とExperience(エクスペリエンス)を表現する”æ”と、両面という意味を持つaspect(アスペクト)を結合させた名前であり、「現実世界と仮想世界、自分のもう1つの自我であるアバターと出会い、新しい世界を経験する」という世界観で活動する予定で、大衆だけでなく業界の耳目も集中させている。

(関連記事)【REAL TIME】「アイリーンのおかげで‥」SM 新人グループ ‘aespa’デビュー 韓国反応

このような中、アイドルのダンストレーナー兼ユーチューバーとして活動しているイン・ジウン氏がaespaのデビューに対する考えを伝えた。

aespaの問題点を提起したダンストレーナー

aespaの問題点を提起したダンストレーナー(画像出典:인지웅K-pop idol trainer Youtube)

11月1日、イン・ジウン氏は自身のユーチューブチャンネルで「イ・スマン兄さん*、勘が鈍ってしまったのですか?」というタイトルの動画を掲載。彼は「個人的に見たとき、このグループには問題点が多いようだ」と口を開いた。

*イ・スマン氏:SMエンターテインメントの創業者。現同社会長 兼 総括プロデューサー

イン・ジウン氏は、問題点として仮想のアバターにも関わらずクオリティーが低いという点や、過去にSMは中国人メンバーたちが協議なしに脱退したことが問題になったにも関わらず、再び中国人メンバーを合流させた点など、様々な問題点を提起。

だが、その中でも、イン・ジウン氏は、「アイドルメンバーのキャラクターを仮想のアバターで制作している。途方もない二次創作物が出るだろう。ネット上で卑猥な画像に加工されて、イタズラで共有されることも懸念される」とし、「本人をイメージして作ったキャラクターが、あらゆる二次創作物として消化されることにメンバーたちが耐えられるメンタルがあるだろうか。まだ平均年齢20才にもならない若い女性たちだ」と心配する様子を見せている。

ウィンターと、ウィンターをイメージして作られたアバターウィンター

ウィンターと、ウィンターをイメージして作られたアバターウィンター(画像出典:aespa Facebook)

イン・ジウン氏は「人々が本当に望んでいるのは、まるで実験のようなおかしなコンセプトとAIの技術力ではない。論議もなく末永く活動をする、良い音楽を通じて人々に感動を与えるアイドルだということをなぜ分からないのか」と強調した。

イ・スマンSM代表の挑戦が単に挑戦で終わるのか、もしくは初の”バーチャルリアリティスター”の成功という実を結ぶのか‥aespaの成功の可能性は未知数だ。








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