「バーニングサン」職員のカカオトークの内容をDispachが公開し、「バーニングサン」側はこの報道を否定した。

先日2月2日、「バーニングサン」の問題に関して遂にコメントを出したV.I(スンリ)。

先日、一連の騒動に関してのコメントを出したV.I

先日、一連の騒動に関してのコメントを出したV.I(出典:Instagram)

V.Iがコメントを出す以前には彼の父親と妹もこの騒動に関し、V.Iを擁護するコメントをそれぞれ発表していましたが、世間の怒りの声は大きく、騒動が鎮まることはありませんでした。
それどころか、かえって批判の声を集めてしまうこととなったV.I、そして彼の父親、妹のコメント。

そんな中、韓国のネット上では「バーニングサン」の従業員たちのカカオトークでの会話のスクリーンショットがDispatchiにより公開されることになり再び世間を驚きに包みました。

カカオトークでの驚くべき会話

このスクリーンショットが公開されたのはV.Iがコメントを行った翌日である2月3日のこと。

そのスクリーンショットからは「ムルゲ(容姿端麗な女性客の意)」「コルベンイ(泥酔している女性の意)」といった女性客のことを品定めするかのような隠語、更には「ホームラン」という男性客のいる部屋に女性客を連れていく、といった意味を持つ隠語、が確認されることとなりました。

こういった隠語を用いて「VIPルームで「ムルゲ」を探している」、「もう「ムルゲ」は必要ない。意識がないような子を求む」、「コンベンイ」を探してみる」等といった会話を行っていたと報道された「バーニングサン」の職員たち。

このようなスクリーンショットはこれだけにとどまらず、盗撮された女性の画像をチャットルーム内に送信した後に「スタイルはいいけど顔がXだね」「私は上級でないと取り扱わない」といった、まさに女性を品定めしている会話が行われているものまで公開されました。

その他にも、VIPルーム内で起こった性関係映像を「バーニングサン」の関係者内で盗み見ていたことが伺えるチャット、また、未成年者を入店させていた疑いがもたれるチャットなどが公開されることとなった今回。

このスクリーンショットの公開と同時に「バーニングサン」の関係者の証言も公開されることに。

その証言は「VIPの客の元に女性客を連れていくことに成功すればそのVIPの再来店の可能性が高くなるため、一部ではデートレイプドラッグを使う従業員もいた」という耳を疑うものとなっていました…。
お酒と共に飲めば10~15分以内に意識を失ってしまうというデートレイプドラッグ。
関係者は、この薬物が使われれば、性犯罪につながる可能性もあるという証言もしていたとのこと。

「バーニングサン」報道内容を否定

こういった報道が行われたことに対し、ある広告を出した「バーニングサン」側。
その広告で「バーニングサン」側は「デートレイプドラッグの使用、セクハラ、性暴行に関する疑惑は確認されていないこと」「麻薬の使用やセクハラ、性暴行を許容、黙認していないこと」を強調し、今回の報道内容を否定しました。

そんな「バーニングサン」は現在、捜査機関の捜査に積極的に協力しているとのこと。
また、問題となっているVIPルームを閉鎖し、女性客のためのスペースとすること、防犯カメラの台数を増加すること、犯罪履歴や懸念のある従業員を交代させること等、今回の問題への対処を行う姿勢も示している「バーニングサン」。

今回の報道内容を否定した「バーニングサン」

今回の報道内容を否定した「バーニングサン」(出典:YouTube)

そんな中、2月4日には「バーニングサン」の代表であるイ・ムンホ氏が自身のインスタグラムを通じて今回の騒動の謝罪、釈明を行い注目を集めました。
その文章の中で「V.Iとは古い友人である」と語ったイ・ムンホ氏。

これに続けてイ・ムンホ氏はV.Iが「バーニングサン」に携わることとなった経緯、取締役を辞めることとなった経緯を語り、現在V.Iが批判を受けていることに対し胸を痛めていることを語るとともに、V.Iへの謝罪の意を表しました。
その後の文章では「バーニングサン」の客に対する謝罪も述べたイ・ムンホ氏。

長文に渡って綴られたイ・ムンホ氏の謝罪・釈明文(出典:Instagram)

こういった「バーニングサン」側の行動に対しネットでは、「警察が警察を捜査すること自体笑える、きちんと検察で捜査して」「暴行事件の時は静かだったのに麻薬の話が出た瞬間に謝罪するんだね」等という不信感を露わにする声が聞かれました。

世間から不信感を向けられることとなった「バーニングサン」関係者と警察。
今後信頼を回復するためには事件の真相を一つ残さず明らかにし、それに対する厳正な対応をとることが必要と思われます…。

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